観葉植物の手入れ

手軽で丈夫なグリーンインテリアとして 、年齢人気が高まっている観葉植物。置き場所や水やり、越冬の仕方など、ちょっとした育て方のコツをマスターし、爽やかなグリーンライフを満喫してください。

【水やり】

水やりはたっぷり与えるのが基本です。鉢土が白っぽく乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいまで十分に与えましょう。夏は毎日、春秋は土が乾いたらすぐに、冬は3~4日に一回が目安です。

ただし、水のやりすぎによる根腐れに要注意。植物の種類、季節、置き場所による乾燥の違いなどに注意して、細かな配慮が必要です。

【光】

植物の光合成に日光は欠かせません。種類にもよりますが、( 晴天の日の窓際の明るさ)

の光が必要だとされています。これを目安に、日当たりの良い場所に置くのがベストでしょう。

もっとも、夏の直射日光や、それまで暗がりに置いていたものを9に日に当てたりするのはほとんどの植物に禁物です。

【湿度】

水やりばかりでなく、空中湿度を保つのも観葉植物には大切です。特に、乾燥に弱い種類には。 葉水をまめにかけてやりましょう。

葉水は、ハダニやほこりを洗い流し、真夏の高温から植物を守ってくれます。夏場の葉水は、日中にやると高温で葉が煮えてしまうので、夕方にやるのがベストです。

【肥料】

肥料は大抵の場合、植物の生育期に与えるのが鉄則です。冬場に肥料を与えると肥料あたりを起こし、弱ったり枯れたりする心配があります。

施肥量は、それぞれの肥料の使用説明書に従うのが無難です。とにかく即効性の化学肥料は、与え方を間違うと植物を傷めます。成分の薄い肥料を回数多く与えるのがコツです。

【植え方】

蜂の中で根をいっぱいに張った植物は、養分や水分を吸収しなくなり、植え替えが必要です。目安としては最低2 ~3年に1回は植え替えしたいところです。

 植え替え時期は5~9月が最適。古い根を切り詰め新しい培養土を入れて植え替え後は半日陰において落ち着かせます。