テーブルクロスの選び方
食卓にお気に入りのテーブルクロスをかけると、食事の時間が一層楽しいものになります。ここでは、テーブルクロスにふさわしい素材の選び方や、テーブルクロス周りの便利な小物を紹介します。
クロスの素材と種類
■素材と用途
家庭の食卓に向くのは綿や麻など洗濯しやすい素材です。厚手で重量感のある邦画落ち着いた雰囲気が出ます。テーブル板を熱から保護したい場合も、厚手の素材を選んでください。色は、食事や料理を引き立てるにはナチュラルカラーが最適ですが、プリントや刺繍を施したものも部屋に調和しているものなら ok です。
汚れ防止には、クロスの上に透明のビニールを敷くと良いでしょう。ただし、ビニールの直掛けは、熱に敏感なのでテーブルを炒めます。ラミネートプリント地は、布の表面をビニール加工してあるので、テーブルクロスに適した素材です。
■形とデザイン
市販のテーブルクロスには、長方形、円形があります。また、市販品にはフリルやフリンジがついたものも多いですが、洗濯後も美しく保つには手間がかかるので避けた方が無難です。
サイズについて市販のテーブルクロスのサイズは特に決まっていませんが、完成品の幅や直径は100~230 cm のものが多いようです。テーブルクロス用の布地の幅も100~150 cm です。
たれの長さは短いと落ち着きませんし、長すぎるとだらしない感じになります。20 cm 前後を目安に、テーブルのサイズに合ったクロスを選ぶようにしましょう。
■トップクロス
フランスのレストランでよく見かけるのがトップクロスの重ね置き。色の違う小さめのクロスを斜めに敷きます。食卓の演出効果も抜群ですが、汚れた方だけを換えればよいので合理的な方法です。
メンテナンスの方法
■布製のクロス
丸洗いの難しい厚手の布性のものは、汚れを見つけたらすぐに中性洗剤を使ってつまみ洗いします。
しまう時は小さく折りたたむ年を取るのは厄介。アイロンをかけなくても済むように収納しましょう。
■ビニール加工をしたクロス
汚れは、中性洗剤を染み込ませた布などで拭き取ります。熱には十分な注意が必要です。気温が低い時など、折りじわが取れにくい場合は、蒸しタオルで伸ばすとうまくいきます。
ワンポイントアドバイス
布製のテーブルクロスは汚れやすいのは欠点ですが、夏場など、ビニールシートのベタベタした感触はあまり気持ちのいいものではありません。
そこで役に立つのが防水スプレーです。汚れやシミの原因の大半は液状のものなので、洗濯するたびにスプレーしておくと効果てきめんです。
初めて使うときは、色落ちしないかどうか布の端で部分的に試してから、全体にスプレーします。トップクロス屋ランチョンマットにも忘れずに。
また、いつもテーブルの上にウエットティッシュを備えておくと汚れやシミがひどくならずに済みます。
クロスホルダー、滑り止めシート、ランチョンマットを効果的に利用したいですね。